2025年7月13日、「SAMURAI Typography 見るか?読むか?」展が無事に幕を閉じました。
会場となった八街「ショップぬく森」には、会期中、たくさんの方が足を運んでくださいました。金・土・日は常に満席で、埼玉など遠方からわざわざ来てくださった方もいて、本当に胸が熱くなる時間でした。

今回の展示を最後に「ショップぬく森」のカフェ営業が一旦休業となることもあり、より多くの方に足を運んでいただけたのは、とても特別な出来事でした。




展示を知らずにカフェに訪れたお客様が、偶然私の作品に出会い、推し武将の原画を購入してくださったり、地元の同級生、高校時代の友人がサプライズで訪れてくれたり。

そして、二十数年ぶりに再会した小学生の頃の恩師が来てくださいました。大人しく目立たなかった私を「褒めて伸ばす」という姿勢で導いてくれた恩師の存在は、今の表現活動の根っこにあります。「また八街でやってほしい」という言葉は、私にとって大きな励みであり、次の目標を強く意識させてくれました。



今回の展示は「歴史に育まれた武将たちの美学、個性、そして精神性を、タイポグラフィという現代的視点で翻訳し、世界中の鑑賞者と共鳴させる」というコンセプトのもと、5年間続けてきた作品を、私の故郷 八街でお見せするという強い使命感で臨みました。

数字では表せないほどの学びと出会いがありました。
今回ご購入いただいた作品が、今後さらに価値を増し、皆様に喜んでいただけますよう。そして「侍タイポグラフィ」をもっと世界に広めるため、さらなる挑戦を続けます。

この展示会でいただいた「また八街でやってほしい」という声が、私の次なる目標です。トークショーや、より多くの人に楽しんでもらえる企画を加えて、いつかまた八街で“凱旋イベント”ができるように。そして世界中のギャラリーで作品を発表し、故郷に還ってくる未来を夢見ています。

 

来てくれた方、観てくれた方、購入してくださった方、そして遠くから駆けつけてくれた友人や恩師の皆様、心から感謝します。この大きな「力」を胸に、これからも「伝える」という使命を全力で果たしていきます。

 

×