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ハンズ城まつりにご来場いただいた皆さま、そして関係者の皆さま、本当にありがとうございました。

今回の取り組みは、私にとっても大きな挑戦でした。
名古屋城・犬山城のタイポグラフィTシャツ、そしてクリス・グレンさんとの共同制作。さらにライブペイントという形で、多くの方に直接お届けする機会をいただきました。

現場に立ってみて、非常に明確に見えてきたことがあります。
それは「売れる商品には、必ず“理由”がある」ということです。


 

今回のイベントでは、クリス・グレンさんとのコラボ商品がほぼ完売という結果となりました。
一方で、ワンポイントのお城Tシャツや加藤清正Tシャツは、思うように伸びませんでした。

この差は、単純なデザインの良し悪しではありません。

クリスさんとのコラボ商品は、「なぜ買うのか」が一瞬で伝わる商品でした。
ラジオを聴いて来店された方や、にっぽん城まつり帰りに立ち寄ってくださった方など、購入動機が明確で、その場で意思決定がされていた印象です。

実際に、後から確認すると名古屋城ツアーの参加者の約7割が、ハンズ城まつりで購入されていました。
“体験”と“購入”がしっかりつながっていた状態です。

一方で、ワンポイント商品は、愛知という土地柄もあり、歴史リテラシーの高い層にはやや物足りず、手に取られにくい傾向がありました。
また、加藤清正Tシャツは7920円という価格帯もあり、「良いけど今回は見送る」という反応が一定数ありました。

つまり今回見えたのは、
「良い商品」だけでは売れず、「買う理由」が必要であるというシンプルな事実でした。


もうひとつ印象的だったのは、ライブペイントの反応です。

店頭で制作をしていると、多くの方が足を止めてくださり、「細かいねえ」と声をかけていただきました。
会話は確実に生まれていました。

ただし、それがそのまま購入に繋がるわけではありませんでした。

ここからも、
「興味」と「購入」は別の設計が必要であることを実感しました。


そして今回、売上以上に大きな価値も生まれました。

会期終盤には名古屋城ツアーの企画が立ち上がり、実際に私たちのTシャツを着た方が20名以上集まるという出来事がありました。
また、犬山城での販売も正式に決まり、販路の拡大にもつながりました。

名古屋での販売実績と、クリスさんとの共同制作による信頼が、次の機会を生んだ形です。

これは数字には表れませんが、非常に大きな前進だったと感じています。


今回の自己評価は70点です。

インバウンド需要を見込んでいましたが、実際にはほとんど反応がなく、在庫の読みを外した点は明確な課題でした。

ただその一方で、
「どこで売るかによって、売れ方がまったく変わる」という本質的な学びを得ることができました。

観光地とポップアップショップでは、販売戦略はまったく別物です。
今後はその条件に合わせて、商品設計や導線を最適化していきます。


今回のハンズ城まつりを通じて見えたのは、単なる売上ではなく、次につながる“可能性”でした。

この経験をもとに、より精度の高い提案と商品づくりを進めていきたいと思います。

改めて、ご来場いただいた皆さま、関係者の皆さまに感謝申し上げます。

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