Yoshikuni 物語 vol9
「現場でおれが豹変したから、びびっただろ」
人気ドラマ「東京ストリート」へのエキストラ出演を果たしたユウスケ(23)とケンイチ(21)は、終了後の打ち上げに参加した。その場でテレビ局スタッフは、きつい口調で何度も撮り直しを命じた場面を振り返った。
俳優として飛躍したいユウスケと、バンドマンとしての知名度を上げたいケンイチは、大御所俳優も参加したロケで刺激を受けっぱなし。緊張の糸が切れ、お酒も進んだ。「よーし、次も2人には声をかけるよ!」。スタッフもご満悦だ。
酔いが深まったころ、スタッフが服を一枚脱いだ。「見ろよ、おれも買っちゃったよ!」。オンラインで手に入れたYoshikuniの服をうれしそうに見せ、そして本音を明かした。
「いや実はさぁ、出演したアイドルの子にかっこいい姿を見せたくて、2人に厳しい口調になっちゃった。ゴメンね!」。
ユウスケとケンイチは笑顔を保ちながらも、内心では芸能界の厳しさをかみしめるのだった。
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私たちが想像する、Yoshikuniを着る人々の物語を定期的にアップしていきます。
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Yohikuni 物語 vol8
「いいねえ、その表情だよ!」
人気ドラマ「東京ストリート」へのエキストラ出演が決まったユウスケ(23)とケンイチ(21)は、テレビ局スタッフの鬼指導におびえながらも、徐々に撮影に慣れ、いい表情を出せるようになってきた。
俳優としての飛躍を目指すユウスケと、出演を契機にバンドマンとしての知名度を上げたいケンイチ。恐る恐る臨んだ撮影だが、一流の演技の現場を目の当たりにし、新しい刺激を得た。
主人公の友人役として、渋谷の雑踏に溶け込む。スタッフが指定したYoshikuniの服がぴったりマッチする。
「うんオッケー!これで終了。飯行こうよ」。撮影は無事終了し、鬼スタッフはいつものおちゃらけた表情で誘ってきた。「よっしゃ、次の仕事ももらえるかも」。クールな顔を作りつつ、内心ガッツポーズする2人だった。
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私たちが想像する、Yoshikuniを着る人々の物語を定期的にアップしていきます。
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Yoshikuni 物語 vol7
「うーん、いいね!街の雰囲気にぴったりじゃん」
人気ドラマ「東京ストリート」へのエキストラ出演が決まったユウスケ(23)とケンイチ(21)。番組スタッフに「ドラマの世界観に合う」と指定されたYoshikuniのロンTを着て撮影に臨むと、案の定、べた褒めされた。
今日は人気俳優や、芸能界の大御所も参加する大がかりなロケ。プロのこだわりがぶつかり合い、納得がいかないシーンは何度も撮り直す。
「この表情は不自然だな。もう一回やり直し!」。これまで服好きアピールしかしなかったスタッフも、ひとたび撮影に入れば鬼に変わった。「やべえ」。俳優志望のユウスケとケンイチは、本物の世界の厳しさを知るのだった…。
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>>>Yoshikuni物語 8 へ続く
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Yoshikuni 物語 vol6
「テレビ局の人って、豪快っていうか、ノリがいいっていうか、面白いよね」。
音楽に打ち込む傍ら、エキストラ出演など俳優業もこなすケンイチ(21)。人気ドラマ「東京ストリート」へのエキストラ出演があっさり決まり、既に出演を決めているユウスケ(23)と簡単な祝勝会を開いた。
面接したスタッフは、2人が着たYoshikuniの服を「見たことのない奇抜なデザインで、ドラマの雰囲気にぴったりだ」とべた褒め。2人は「おれらのことをじゃなく、服かよ」とずっこけたが、何はともあれ人気ドラマへの出演は知名度アップにつながる。
とはいえエキストラなので、台詞はほとんどなく、どれだけドラマの雰囲気にマッチできるかが勝負だ。
「こういうワンポイントのデザインもあるけど、やっぱり本番は大きなグラフィックの方がいいのかな」とユウスケ。来る撮影に向けて、真剣に話し合う2人だった…。
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>>>Yoshikuni物語 7 へ続く
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Yoshikuni 物語 vol5
「いやー、やっぱいいねそれ!そんなグラフィックもあるんだ」。
インディーズバンドでメジャーデビューを目指す一方、俳優としても働くケンイチ(21)。人気ドラマ「東京ストリート」のエキストラ面接に緊張の面持ちで訪れたが、テレビ局スタッフの興味はYoshikuniのロンTにばかり向いていた。
「おれもいろんなの着てきたけどさぁ、やっぱり新しいブランドにも目を向けないとな。君もそう思うでしょ? 侍とか、新しい試みだよね~」とスタッフ。既にエキストラに合格した友人のユウスケが着ていたのを見て、ブランドのサイトを読んだようだ。
「は、はい。そうですね…」。ケンイチは複雑な表情でうなずく。
「あの有名ブランドと同じ工場で、吊り編み機で編んでるから肉厚らしいね。要チェックだねぇ。…んで君、合格ね」
スタッフの言葉に、唖然とするケンイチ。何はともあれ、人気ドラマへの出演が決まったのだった…。
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>>>Yoshikuni物語 6 へ続く
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Yoshikuni 物語 vol4
ケンイチ、21歳。インディーズバンドのベーシストとして音楽に熱中する傍ら、ドラマのエキストラ出演など俳優としても働いている。
ある撮影で知り合ったユウスケから、人気ドラマ「東京ストリート」のエキストラ応募を勧められ、今日は民放テレビ局を訪れた。着てきたのは、奇抜で色鮮やかな侍のグラフィックが目を引くYoshikuniのロンTだ。
「面接官が『その服いいね』って気に入ってくれてさ」。既にエキストラに合格したユウスケから事前情報を仕込み、意を決してテレビ局のエントランスに入った。「うわー、やっぱキー局はでかいな。一応ジャケット着てきてよかった」。緊張の面持ちで、面接に向かうケンイチだった。
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>>>Yoshikuni物語 5 へ続く
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